ギャラリー解説蛟蛟
書画
黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2026、3、29) |
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縦横・・4×4cm 北周庾信の南朝滅亡を詠じた壮大な叙事詩とでも言う 可き「哀江南賦」の一語を、印篆で刻した「彈丸黒子」で 、土地が甚だ極めて狭い事の例えである。哀江南賦の 後半部分には、「但だ坐して時變を觀、本より急難に情 無く、地は黒子と爲り、城は猶ほ彈丸のごとし、其の怨 は則ち黷れ、其の盟は則ち寒し」と有る。己が五十年近 く住んでいる東京の拙宅は、郷里の生家の大きさに比 べれば、おならも出來ない程小狭で、彈丸黒子よりも遙 かに狭い。 |