ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陰刻自用印二顆(現代、AD2026、4、11)

縦横・・3.2×1.1cm

『史記』留侯世家の一語を、古璽文で刻した「忠言逆耳」

(忠言耳に逆ふ)と、『魏書』崔光傳の一語を、印篆で刻

した「晝耕夜誦」(晝は耕し夜は誦す)徒である。「忠言

云々」は、忠告は得てして耳に痛いものであるが、其れ

を敢えて聞く事が大切であると言う事で、留侯世家には

、「忠言は耳に逆ひ行に利あり、毒薬は口に苦くして病

に利あり」と有る、亦た「晝耕云々」は、晝は仕事をし夜

に勉彊する、つまり貧乏の中で苦學に励む例えで、崔光

傳には、「家貧しきも學を好み、晝は耕し夜は誦し、傭

書し以て父母を養ふ」と有る。己は、人の忠告は良く受

け入れた方であるが、自身の生き方と異なる場合は、感

謝しつつも受け入れ無かった。亦た晝耕夜誦の努力は

、必要と分かっていても、餘りしなかった様に思う。


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