ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2026、5、1)

縦横・・4.8×2cm

非常に悦ばしい事であるが、今年も長年地道に研究さ

れて來たお二方が、ノーベル賞を授賞された。其處で

金文で刻した「桃三李四柿八柚九」で、何事も物事は、

其の成果や完成を見るには、其れ相應の年月が必要

である、と言う事である。科學分野のみならず人文學の

分野でも、目先の成果では無く、じっくり熟慮したっぷり

思考を巡らした、重厚な成果を求める必要が有るであ

ろう、資料を並べて手早く論じたものより、資料を丁寧

に讀み込み熟慮を重ねて論じられたものの方が、讀み

手の心に深く染み入る。何事も花實を咲かすには、其

れなりの時間が必要で、俗な言い方をすれば、「桃は

三年李子は四年、柿は八年柚子九年、共に天下に花

盛り」である。


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