ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2026、5、3)

縦横・・4.8×2cm

『藝文類聚』卷四十の婚に引用されている、後漢末應

劭の『風俗通義』の兩袒の故事をアレンジして、古璽文

で刻した「食於東家宿于西家」(東家に食し西家に宿す

)で、兩方の良いとこ取りをする例えである。風俗通義

には、「俗説に、齊人に女《むすめ》有り、二人之を求

む、東家の子は醜にして富み、、西家の子は好にして

貧、父母疑ひて決すること能はず、其の女に問ひ適か

んと欲する所を定めんとし、指斥して言ひ難くんば、偏

袒し我をして之を知らしめよと、女便ち兩袒す、怪みて

其の故を問ふ、云ふ、東家に食し西家に宿するを欲す

と」と有る。まあ有り體に言へば、男女を問わず良く有

る話である。


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