ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2026、5、10)

縦横・・2.4×5cm

『論語』陽貨篇の一語を、金文で扁額風に刻した「道聽

塗説」(道に聽き塗に説く)で、さっき道で聞いたはなしを

直ぐ様道で話す、と言ういい加減な受け賣りの事で、學

問が身に付いていない事の例えである。所謂『荀子』に

言う「口耳の學」で、勸學篇には、「小人の學は、耳に入

りて口より出づ、則ち四寸のみ、曷んぞ以て七尺の軀を

美とするに足らんや」と有るが、陽貨篇には、「道に聽き

塗に説くは、コを之れ棄つるなり」と有る。己を省みるに

、流石に道に聽き塗に説く事はしなかったが、其れでも

説く内容の深さは、所詮小人の學のレベルであった様

に思う、説き終える度毎に、もう少し深い内容が言えた

ら良かったが、と思い悩む事が常であった。


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