ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2026、5、17)

縦横・・3.8×1cm

『國語』越語下の一語を、甲骨文で刻した「時不再來」(

時は再びは來たらず)で、一度見逃した時機は、二度と

はやって來ない、と言う事である。越語下には、「時を得

ては怠ること無かれ、時は再びは來たらず、天の予ふる

も取らざれば、反りて之が災を爲す」と有る。己の過去

を振り返るに、確かに一度失ったチャンスは、二度とは

やって來ず、其の度毎に歯ぎしりをする思いを感じた事

は、一度や二度では無かった。時機を見るに敏ならず、

己の不明だけが心にのし掛かった。


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