ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2026、5、21)

縦横・・3.7×1cm

『荘子』刻意篇の一語を金文で刻した、「吐故納新」(故

きを吐き新きを納る)で、古い物を吐き捨てて新しい物

を吸収する事である。刻意篇には、「吹呴呼吸して、故き

を吐き新きを納れ、熊經鳥申、壽を爲すのみ」と有る。

此は、呼吸法を説明した言葉であるが、新きを納れよう

と思っても、なかなか故きを吐き難い己が居る。進取の

重要性は分かっていても、何故か温故の方に意識が向

いてしまうのである。要は「吾は老いたり」と言う事であろ

う。


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