ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2026、5、30)

縦横・・5×2.4cm

甲骨文で刻した、「羈旅蕩子不省家産」(羈旅の蕩子は

家産を省ず)である。「羈旅」とは「旅」の事であり、「蕩子

」とは「放蕩息子」の事である。己は、十代の終わりから

家業を棄てて弟に任せ、漢文訓讀の世界に旅をし續け、

今に至っている。漢字と言う大海をあっちにゆらゆらこ

っちにうろうろと、旅と言うより漂っていると言う感じであ

る。本人は樂しいと思ってはいたが、見方に因っては實

に身勝手な放蕩三昧の所業でもある。其れが巡り廻って

家名斷絶と言う現況に至った事を思えば、將に放蕩息子

の因果應報と言う事であろう。


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