ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2026、6、28)

縦横・・5×3cm

『詩經』鄘風柏舟の故事を、金文で刻した「共姜柏舟之

操」(共姜柏舟の操)で、夫の死後も操を守って再婚しな

い事である。柏舟の序文には、「柏舟は共姜自ら誓ふ

なり、衛の世子共伯蚤く死し、其の妻義を守る、父母奪

いて之を嫁せしめんと欲す、誓って許さず、故に是の詩

を作り、以て之を絶つ」と有る。はてさて舊社會に在って

は「貞婦」として、顕彰され褒め稱えられた行爲ではある

が、価値觀の多様化した現代では、如何なものであろう

か。


[ギャラリー一覧へ戻る]