ギャラリー解説蛟蛟
書画
黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2026、6、30) |
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縦横・・5×3cm 金文で刻した、「天帝召我于白玉樓」(天帝我を白玉樓 に召す)で、あの世からお迎えが來る事である。文人・ 墨客の死去を「白玉樓成る」とか「白玉樓の人」とか言う が、此れは唐の李賀の故事に基づいた言葉である。李 商隠の「李賀小傳」には、「(李)長吉將に死せんとする 時、忽ち昼に一緋衣の人を見る、・・・緋衣の人笑ひて曰 く、帝、白玉樓を成し、立ちどころに君を召し、記を爲ら しむと、長吉獨り泣き、邊人盡く之を見る、之を少くして 長吉の氣絶ゆ」と有る。己の病魔から推測するに、「將 に白玉樓成らんとす」と言う状況に在るが、其の「將に 成らんとす」の時間が、數ヶ月なのか或いは數年なの か、其れは帝のみぞ知る所であるが、未だ夢にも緋衣 の人が現れなければ、天上も諸物価高騰で白玉樓が なかなか出來上がらない様である。 |