ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2026、7、16)

縦横・・2.3×2.3cm

柳宗元の「王氏伯仲唱和詩序」の一語を、金文で刻した

「班門弄斧」(班門に斧を弄ぶ)で、高度な専門家の前で

、己の能力を考えもせず技を見せびらかす事である。序

には、「某や謂ふ、余卜氏の學を傳ふ、宜しく首章に敍

すべし、斧を班・郢の門に操るは、斯ち彊顔なるのみと」

と有る。尚、この序文は『柳文』の卷二十一に記載されて

いる。己の若い時は、其れこそ班門に斧を弄ぶが如き

發表を繰り返していたが、「恥を掻くのも勉彊の内」と師

に謂われ、恥じの數だけ己が進歩するのだろうと考え、

今も恥を掻き續けている。己の日々の言葉彫りなどは、

自身の樂しみである以外は、將に班門に斧を弄ぶ行い

以外の何物でも無い。


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