ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陰陽刻自用印二顆(現代、AD2026、8、5)

縦横・・2.4×2.3cm

『西京雜記』卷三の一語を、甲骨文で刻した「風霜」で、文

章に籠もっている激しく彊い氣概を表す語と、班固の「答

賓戯」の一語を、印篆で刻した「風塵之會」(風塵の會)で

、亂世も事を現す語である。卷三には、「自ら云ふ、字中

皆風霜を挟むと、揚子雲は以て一出一入と爲す」と有り、

一般的には「風霜の氣」とも言う。亦た答賓戯には、「彼は

皆風塵の會を躡み、顛沛の勢を履む」と有る。一方『晉書

』陶璜傳に有る、「夫れ風塵の變、非常に出づ」の「風塵

之變」は、兵亂を表しており、「會」が付けば亂世を表し、

「變」が付けば兵亂を表すと言う具合である。


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