ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陰陽刻自用印二顆(現代、AD2026、8、11)

縦横・・2.4×2.4cm

『孟子』離婁上の一語と『三國志』諸葛亮傳注『襄陽記』の

一語とを、共に甲骨文で刻した「不孝有三」(不孝に三有り

)と、「伏龍鳳雛」とである。離婁上には、「不孝に三有り、

後無きを大なりと爲す」と有り、趙岐の注に因れば、親の意

に阿って親を不義に陥らせる事、家貧しく親老いても禄仕し

ない事、妻を娶らず子無く先祖の祀を絶つ事だと言う。己も

子無く先祖の祀を絶ち後無きに至らせた、最大の不孝の一

を抱えている。「伏龍云々」は、世に知られていない傑出し

た人材の事で、襄陽記には、「儒生俗士、豈に時務を識ら

んや、時務を識る者は俊傑に在り、此の間自ら伏龍鳳雛

有り」と有る。


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