ギャラリー解説蛟蛟
書画
黄虎洞手習い、陰陽刻自用印二顆(現代、AD2026、8、12) |
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縦横・・2.4×2.4cm 唐宋八家文に有る韓愈の「應科目時與人書」の一語を、金 文で刻した「俛首帖耳」(首を俛し耳を帖《た》る)で、何でも かんでも相手の言う事を聞こうとする卑しい態度の事で、書 には、「首を俛し耳を帖れ、尾を揺して憐を乞ふが若きは、 我の志に非ざるなり、是を以て有力者の之に遇へども、之 を熟視し睹ること無きが若きなり」と有る。亦た『漢書』夏侯 勝傳の一語を、古璽文で刻した、「俛拾地芥」(俛して地芥 を拾ふ)で、極めて容易に入手出來る事の例えである。夏 侯勝傳には、「士は經術の明かならざるを痛む、經術苟も 明かならば、其の青紫を取ること俛して地芥を拾ふが如き のみ」と有る。 |