ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2026、8、16)

縦横・・5.2×2cm

李白の「春夜宴桃李園序」の一語と、曹丕の「與朝歌令

呉質書」の一語とを、古璽文で刻した「浮生若夢物是人

非」(浮生は夢の若く物は是にして人は非なり」で、人生

は夢の様に儚く、景物は以前のままでも人はすっかり變

っている事である。桃李園序には、「夫れ天地は萬物の

逆旅、光陰は百代の過客、而して浮生は夢の若く、歡を

爲すこと幾何ぞ」と有り、呉質書には、「節は同じくして時

は異なり、物は是にして人は非なり、我が勞を如何せん

」と有る。己の七十有六に及ぶ浮生も、夢の中を彷徨い

ている様なもので、昭和の節義は今も節義であろうと思

うが、時代も社會も人も變わった。


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