ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2026、9、7)

縦横・・5.6×1.4cm

『漢書』霍光傳の一語を、金文で刻した「芒刺在背」(芒

刺背に在り)で、不安や恐れに付きまとわれて、甚だ落

ち着かない事である。霍光傳には、「宣帝始めて立ち、

高廟に謁見す、大將軍光從ひ驂乘す、上、内に之を嚴

憚すること、芒刺の背に在ること有るが若し」と有る。己

も家庭に在っては、妻の一言一句に芒刺の背に在るが

若き思いで、數十年を過ごして來たが、夫婦二人となっ

た今や、其の感を尚更彊く感じる。


[ギャラリー一覧へ戻る]