ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陰陽刻自用印二顆(現代、AD2026、9、13)

縦横・・2.4×1.2cm

杜牧の「題烏江亭」の一語を、甲骨文で刻した「包羞」と「忍

恥」とで、共に恥辱を堪え忍ぶ事である。題烏江亭には、「

勝敗は兵家も事期せず、羞を包み恥を忍ぶは是れ男兒」

と有る。己は勝敗とは關係無いが、何かと行動に問題が有

り、常々指弾や批判を受け、大學を辭職するだろうとの噂

まで飛び交ったが、耐え難きを耐え忍び難きを忍び、隠忍

自重で對應して來た、故に七十歳で無事に退任する事が

出來たのである。などと立派な事を言ったが、本當は「誰が

辭めるか、言いたい輩は勝手にほざけ、俺はきっちり定年

まで勤め、退職金をかっきり頂いてやる、俺の根性を嘗め

んなよ、學問だけに邁進した學者様とは、潜った修羅場の

數が違うんじゃ」と言う氣持であった。でも今だから言える

本音で、當時はそれこそ包羞忍恥で大人しくしていた。


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