ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陰陽刻自用印二顆(現代、AD2026、9、15)

縦横・・2.4×2.4cm

『禮記』郊特牲篇の一語を、金文で刻した「報本反始」(本

に報ひ始に反る)と、『戰國策』燕上(昭王)の一語を、アレ

ンジして甲骨文で刻した「同甘共苦」(甘を同にし苦を共に

す)とである。「報本云々」は、天地や山川の靈を祀り、それ

らの恩に報いる事で、郊特牲篇には、「國は社を主とす、本

を示すなり、・・・唯だ社には丘乘粢盛を共にす、本に報ひ

始に反る所以なり」と有る。亦た「同甘云々」は、苦樂を共

有する事で、燕上には、「王死を弔ひ生を問ひ、百姓と其

の甘苦を同にす」と有る。物事は何事につけ報本反始が

大事であり、亦た何かを成そうと思ったら、同甘共苦が肝

要であろう。


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