ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2026、9、18)

縦横・・3×3cm

『申鑒』雜言下の一語を、金文え刻した「適楚北轅」(楚

に適かんとするも轅を北にす)で、志と行動とが相反する

例えである。雜言下には、「其の才を失ふこと無けれども

、左失ふこと有り、先民に楚に適かんとするも轅を北に

すと言う者有り」と有る。有り體に言えば、酒飲みが口で

はもう結構ですと言いつつも、手の盃を差し出す行爲や

、本当は大好きなのに、口では嫌いと大言する様な行

動が、此に當るであろう。やせ我慢も程々にしておかな

いと、取り返しの付かない結果を招く事にもなる。


[ギャラリー一覧へ戻る]