ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2026、9、19)

縦横・・5×3cm

『韓非子』外儲説左上の一語と、『淮南子』説林訓の一

語とを、各々アレンジして繋ぎ金文で刻した「水随方圓

墨子泣糸」(水は方圓に随ひ墨子は糸に泣く)で、人は

環境や周圍の影響、或いは習慣や付き合う人々等々に

因り、善人にも悪人にも成り得ると言う事である。外儲

説には、「民は猶ほ水のごときなり、盂方ならば水方に

、盂圜(圓)ならば水圜なり」と有り、説林訓には、「墨子

練絲を見て之に泣く、其の以て黄にす可く、以て黒にす

可きが爲なり」と有る。俗に「朱に交わらば赤く成る」と言

う事であろうが、本質は其の人の持って生まれた「性」

が、其の様な道を歩ませるのではあるまいか。


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